忍者ブログ
ふつうのそううつ、または虎とバラの日々。なにわ女のばたばたいそがしライフ。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

やっぱり今日も病んでいる―(注)うつ病


藤臣さんは「人生とはなんだ」シリーズで知った。
今でいうエッセイマンガ・体験マンガのさきがけみたいな内容で
少女マンガの画風とはガラッと変わった彼女は、なんかすごく楽しそうだった。
もちろん、見えないところで様々な苦悩を抱えていることは知らない。

数年後、私が「なんかおかしい・・・」と悶々してた時に出会ったのは
「精神科へ行こう!」だった。(藤臣さんはマンガで共著)
コレを読んで迷わず精神科へ行った。抵抗もなかった。
この本に出会わなければ、私は悩んだまま自死してたと思う。

エッセイやマンガの藤臣さんはいつも元気である。
時々大丈夫か?と読んでるこちらが心配になりそうな。
本人はうつ病+パニック障害と公言していたけど
それ以外の何か病的な明るさを何となく感じていた。


最近全然お見かけしないなー、と思っていたら、篭っておられたそうで。
しかもパニック障害だと思ってた症状が、実は双極性障害2型だったらしい。
ちなみにADHDらしきものもあるらしい。(確定ではない。傾向があるだけ)
私と一緒やん!何たる偶然!!

そんな藤臣さんの近著「やっぱり今日も病んでいる―(注)うつ病」を読んだ。
「何かが違う」一色の生い立ちから、迷走する青春時代を経てプロ漫画家へ。
「私は変・人とは違う」と言うと鼻につく感じやけど、彼女は心から冷静に思っていた。
その理由を他人のせいにせず、まあいいさと納得しながら人生は進む。
でもその責任感の強さがますます彼女を追い詰める。悲壮感はないのに。

藤臣さんの思っていることや状況が、いちいち私と被ってるところが多かった。
弱っていても人に頼れない気持ち・走り続けないとという強迫観念。
精神疾患になると誰もが「無理しないで」「甘えていいよ」と言ってくれるけど
それを信用していないわけでなく、もう「変えられない」ことなのだ。
もっと楽になれるのはわかってても、そうすることさえ弱った人間には難しいのだ。


藤臣さんはこれから、またマイペースでお仕事を続けられるのだと思う。
ムダなポジティブ・過剰なネガティブを笑いとばしつつ。

私はどうだろうか。「こうでなければダメ!」という鎖を、まだ自分でちぎれずにいる。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
作者近影
HN:
よしは
性別:
女性
趣味:
阪神・音楽
自己紹介:
ごくふつうに働き、ごくふつうに家事する、ごくふつうの主婦。
でも、ただひとつだけ違っていたのは・・・・
奥様は「双極性障害(躁うつ病)2型」だったのです。
( ̄▽ ̄;)はははっ
少しずつあせらず、が目標。
「がんばる」のはもう終わり。

<今飲んでるのは・・・>
・リーマス(気分安定薬)
・デパケンR(同上)
・デプロメール(抗うつ薬)
・チラーヂンS(甲状腺の薬)
・ソラナックス(抗不安薬)
・マイスリー(睡眠導入剤)
★治療や薬については必ず
専門家に相談してくださいね★
おしらせ
★コメントは承認制です。ゴメンナサイ。でもコメントしてくれると、とってもヨロコビますぅ( ̄▽ ̄)

★荒らしは無視。ようわからんコメントは削除です<(_ _)>
最新コメント
[07/13 よしは]
[07/12 さおり]
[06/21 シナガワ]
ごひいきblog
いわゆるつぶやき
ブログ内検索
おくすりとフラワーレメディ  HOME  たかが野球やん

material:web*citron  template:ゆずろぐ

忍者ブログ [PR]