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ふつうのそううつ、または虎とバラの日々。なにわ女のばたばたいそがしライフ。
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どうして私、片づけられないの?―毎日が気持ちいい!「ADHDハッピーマニュアル」
どうして私、片づけられないの?―毎日が気持ちいい!「ADHDハッピーマニュアル」



以前「私はADHDの可能性があるかも」という話を書いたけど、確定には至ってない。

主治医にも相談し、セカンドオピニオンだけでも・・・と思っていたけど
ここへきて休職やらいろんな急展開が来て、体調の安定が最優先になり結局は何もしなかった。
(とある方に医療機関までご紹介いただいたのですが・・・その節は本当にありがとうございました)

とはいっても、「ADHDぽい」のはあくまで自覚だけで他人から「それっぽい」と言われたことはないんやけど。
えー、でもさー、これはやっぱり躁うつの範囲内を超えてるでしょー、えー。
とか深く悩んだ時期もあったけど、主治医に「可能性はない」と言われてハタと気がついた。
病人によくある、気にしすぎってヤツ???

ほら、たとえばちょっとおなかが痛くなっただけでもさ、いつもはこんなことないのにって心配になって
本やネットで探しまくって、いろんな可能性を自分の中でブチ上げて、ますます不安になる。
病院に行ってレントゲンやらエコーやら検査しまくって、返ってきた答えは「異常なしです」。

私は昔からこの傾向が特に強い。学生の頃は大した病気もなかったし、
子供の頃は風邪ひいても無理やり登校させられるほど「体調悪いて言うな!」的家風やったし。
保健室がうらやましかった子供は、些細なことで病院へ行って安心する大人になったのだ。


某病気の掲示板で「発達障害バブル」という言葉が載っていた。
最近はわが子に「それらしい」行動が見られると、発達障害かと心配になる親が増えているらしい。
発達障害の情報はたくさんあるから、その症状にあてはめて不安になるんでしょうな。
ネットって便利でも、そればっかりで頭でっかちになりやすい。
そのことはいつも主治医や他の科のお医者さんで言われる・・・・・(ーー;)

でも正直、そこいらのチェックテストなんてやってたらほとんどの人が発達障害になってしまう。
私が言えた義理ではないけど、これでは障害でなく「よくある話」になってしまうやん。

もちろん本当に発達障害と診断され、悩んで受け入れておられる方はたくさんいらっしゃる。
そういった当事者の方々をいくつか知っているが、本当に頑張ってほしいと思う。
彼らに対して生きやすい社会に少しでも近づいてくれたらと、心から願う。

だからこそ、マスコミやネットのトレンド的な取り上げ方にはいつも疑問を感じる。
人々はそれらの情報を頼りに、まず自己判断を下す。だからこそ責任を持ってほしい。
本気で発達障害に対する正しい知識・理解を広め、暮らしやすい方法を模索したいと思ってるのか、
それとも旬のキーワード扱いでメシの種ぐらいにしか考えてないのか。
「そういう障害がある」という段階はもうすでに超えたのだから
安易にセンセーショナルに取り上げるだけの情報発信はみにくい。
大体罪を犯した時の「障害者か・精神病患者か」というマスコミ的色分けはいらんやろ(-"-)


なんにしても、一番大切なのはお互いの個性を尊重しあえる気持ちなんやと思う。
私はこうやけど、あなたは違いますね。はあそうですか。それもアリですね。
悪いことにも、許されないことにも、誰かにとって必要なものが詰まってるかもしれないし
「巨人は嫌いだけどラミレスは好き」という矛盾があってもいいではないか。(例えが違う?)
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7月からまた休養に入った。
急に決まった話である。


今回のことは、産業医やら上司やら夫やら仕事やら家庭やら将来やら収入やら意義やら、
とにかくいろんな人・コトの思惑がぐちゃぐちゃに混ざり合って全部のせ、って感じだった。

病休するのに「決断」というのもおかしいけど、まあそのきっかけは複雑で。
別に会社からの退職勧奨ではなく、ただ「今の体調は正直どうなの?」と疑問に思われただけのことだ。
安定しないならそうなるまで休みなさい、安定してると言い切るなら時短勤務は認めません。
アナタ月給で働いてるんでしょ?なら8時間フルで働くのが本来の姿です。そうキッパリ言われた。

最初は鬼かと思った。精神疾患のことを勉強してないのかと思った。
でもしょせん会社の雇われ医者やから仕方ない。働けない人間を職場には戻せないもの。
言いにくいことを産業医は言ったのだと思う。私だけでなく、いろんな患者に。

そこからすぐに結論を出せ、ということになり、上司や夫とは何度も話し合った。
私は自分が安定してると思ってたからフルはいけるかな?とはじめは考えたけど
周囲はそうは思ってなかったらしく、心配の声が上がった。
ここから先のことは、苦しくてあまり思い出したくない。
とにかく、私は自分で思ってる以上に状態が悪い。それだけはわかった。


自分の体は大事だ。
会社は私を最後まで守ってくれない。
だから何をおいても仕事よりお金より健康だ、と初めての休職の時に誓ったはずなのに。

夫に「よしははじっとしてると不安になるから」と言われた。
そう。同じ苦しむなら、仕事してお金儲けて苦しみたい。そう思ってたけど。
次あかんようなったらたぶん、今の仕事はおろか将来もないかもしれない。


毎日落ち着かない。薬の増減はなく、とにかく休養で様子を見る。
復職のOKを出した主治医にとっては、安定してるはずの患者なのだから増薬のしようがない。
長い間お世話になって信頼してきた主治医だけに、申し訳ない気持ちでいっぱいである。
そして休職後のほうが不安定になってきた。

はたして私に症状の自覚がないのか、それとも周囲が作り出した病なのか。
最後は自分で決めたけど、もう考えるのに疲れたから。
体調を気にしながら仕事に行き、難しいお客さんにもニコニコ接し、家事も中途半端なりにやって。
正社員への道は遠くても正社員並みに働けば希望はある!なんて、前向きにやってくのも疲れた。
ただただゆっくり寝たいだけなのに、眠れば夢の中で何かに追いかけられる。

「お休みなんてラクでいいね」と思う方もいらっしゃるかもしれないけど、
収入は減るわ気持ちは焦るわで、見た目ほどラクではないのである。
そして私のような双極性障害患者は、動きすぎたり生活リズムが狂うとすぐに体調が崩れるので
なるべく外出も控え余計な買い物も控え(躁対策)、ただ家でじっとするしかない。


でも、何かから「這い出る」ような予感がするんやなぁ。

自分のこれまでの生き方を見直す時期に来てるのは間違いない。
それは簡単に答えの出ないもので、まだしばらく悩むことになると思う。
そしてそれは案外簡単なところにヒントが転がってるのかもしれない。
わたしゃ、普通に生きていたいだけなんですけど。


なぜ、自分と違う人は理解しないで排除しようとするのでしょ。

なぜ、生きていくのが難しいのに、さらに突き落とすようなことをするんでしょ。



会社に行けば「利益をもたらさない奴は働くな」と咎められ、
テレビをつけたら「精神病患者は犯罪者」と、見てきたような顔で言われる。
外の世界は残酷で、みんな遠巻きに見ているだけ。
透明の薄い膜の中で、自分を守るしかない。


彼らにはわからない。
精神疾患になったことのない人たちは、自分には無関係とほっとしてるかもしれないが
こんな世界だといつ、牙剥かれるかわかんねーぞ。
その時にわかっても、もう遅いこともあるんだぞ。
そんなことになっても知らない。



ところで私は、


誰と比べて「ロクデナシ」なんやろ??


仕事に復帰したら、レンドルさん(=レンドルミン。睡眠薬)なしで眠れるようになった。

やっほー!
寝る前にサケが飲めるぞー。(ばしっっ)

上司から「薬減った?」と聞かれるのが重圧やったし
でもやっぱり薬は少ない方がいいので安心。


と思って浮かれてたら、今月の給与明細。
手取りが、6000円だった。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・_| ̄|○




ナニをどうすればこんな月給になるのかナゾやけど、
5月はまったく働いてないので、たぶんその清算があったと思われる。

理由が理由やからしゃあないにしても、もし私が男だったら
情けなくて家に帰れなかったと思う。妻にこんな明細、見せられへん(ーー;)


どんなに仕事やる気出して、売り上げあげろと言われて頑張っても、
その手当は私の給料に反映されるわけでもなく、
泣きそうになりながらも、毎日多くのお客さんの前では笑っている。

正社員試験の一件から、気持ちが萎えてしまわないかどうか心配だった。
そんなことを考える暇がないぐらい、現場は動く。
自分はいつまでも「よそもの」のような気がしている。


こんなふうにしてるうちにまた、普通に働けるようになるのかな。
これが私の運命だけど、いい人生やろって、いつか笑って言えるようになるのかな。

泣いたり笑ったりして、うつに落ちるのか躁に上がるのかもうわからん。
体があまりにも大変なので、また病院に行った。
最近月曜は休んでばかりいる。

イライラしている。かと思えば希望が見えず泣いている。
仕事も面白くない。職場に悩みを打ち明けられない。遠慮してしまう。
誰にも助けてとは言えない。
所詮みんな他人事やから、死ななわからんのやと思った。
でも、夫を苦しめるのだけはつらい。
いつもそこでブレーキがかかる。

私の訴えを聞いていた主治医は
「自殺だけはしないよう、絶対に約束してください」言った。
今までも似たようなことは言われたけど、語気を強めて言われたの初めてだった。

てっきり再休職か入院になるかと思っていたら、新しい薬が増えて終わり。
とりあえずこれで様子をみましょう、ということみたい。
あと2週間も働いたらGWやしな(ーー;)
ダメならその時また考えるしかないね。


疲れのあまり眠気が襲って、眠りから覚めたら昨日のニュースをやっている。

アニキはどんな気持ちやったんやろ。
「記録のための形骸」でなく、生身の選手であり続けたいと願ったのか。
様々な重圧の中、よく決断されたと思う。
真弓監督もよく了承した。ボロカスには言われるけど、よくやっていると思う。
ファンの的外れなわがままにめげず、我流を試していってほしい。


私はこの人のように逞しく強くいられないけど
「自分でありたい」と願う気持ちは誰も変わらないような気がするのだ。


いつかきっと。
そう思って、みんな生きている。
作者近影
HN:
よしは
性別:
女性
趣味:
阪神・音楽
自己紹介:
ごくふつうに働き、ごくふつうに家事する、ごくふつうの主婦。
でも、ただひとつだけ違っていたのは・・・・
奥様は「双極性障害(躁うつ病)2型」だったのです。
( ̄▽ ̄;)はははっ
少しずつあせらず、が目標。
「がんばる」のはもう終わり。

<今飲んでるのは・・・>
・リーマス(気分安定薬)
・デパケンR(同上)
・デプロメール(抗うつ薬)
・チラーヂンS(甲状腺の薬)
・ソラナックス(抗不安薬)
・マイスリー(睡眠導入剤)
★治療や薬については必ず
専門家に相談してくださいね★
おしらせ
★コメントは承認制です。ゴメンナサイ。でもコメントしてくれると、とってもヨロコビますぅ( ̄▽ ̄)

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